マンションの玄関に人造大理石が使われていると、高級感があって見た目がおしゃれです。
ただし、デザインは素敵でも人造大理石には汚れが目立ちやすいという難点があります。
そもそも、人造大理石ってどんな素材？と思う方もいるでしょう。
本記事では、人造大理石とはどんなものか、また効果的な掃除方法もわかりやすく紹介します。
人造大理石とは何か？メリット&デメリットも紹介
人造大理石とは何か
大理石といえば、マーブル模様が特徴の天然石です。
セレブ感あふれる素材で、システムキッチンの天板に使われることもあります。
高級なイメージがあるのは、素材の加工や運搬が高くつくため。
しかし、おしゃれでセンスの良い雰囲気を求めて人気の高い素材でもあります。
そこで開発されたのが、人工的な大理石です。
人造大理石は、天然大理石を砕いてセメントや樹脂、他の石材などと混ぜたもので、壁材や床材などによく使われています。
人造大理石のメリット・デメリット
人工大理石に対して、人造大理石という加工素材もあります。
天然大理石を含まない人工大理石と比べると、人造大理石は価格がやや高めに設定されているうえ、複雑な加工が難しく、使用する場所が限定されてくるのもデメリットです。
しかし、天然大理石を含んでいるため、高級感は天然ものに近い見た目。
どの素材を混ぜるかによって、異なる風合いを楽しめるのもメリットです。
人造大理石にはどんな掃除方法を選ぶのが効果的？
人造大理石の基本的な掃除方法
マンションに人造大理石が使われていると、特別な掃除方法をしなければならないのではないかと心配になるでしょう。
しかし、基本の掃除方法は簡単です。
少し手間はかかりますが、定期的に掃除すれば玄関をピカピカに保つことができます。
手順は、以下を参考にしてください。
・目立つゴミやホコリを取り除く。
・中性洗剤を水で薄めて噴きかける。
・柔らかいスポンジで磨きをかける。
・洗剤を拭き取る。
・から拭きをして水分を残さないようにする。
避けたほうがよい掃除方法
人造大理石の玄関で、シミが目立ってきたということもあるかもしれません。
しかし、漂白剤を使うと余計にシミが広がってしまう可能性があります。
日頃からこまめにメンテナンスすることで、目立つ汚れはつけないようにすることが大切です。
水をジャバッとかけるのも、おすすめできません。
天然石の成分がにじみ出してくることがあるため、水拭きはよく絞った布で行いましょう。
強くこすらず、柔らかい布でやさしくていねいに拭くのがコツです。
まとめ
マンションの玄関は、他人に見られることが多い場所。
日常的に家族が出入りし、汚れがつきやすい場所でもあります。
玄関をきれいにしておくと、みんなが気持ちよく過ごせるもの。
人造大理石の玄関は、掃除方法のコツをつかむといつもきれいに保つことができますよ。
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