引っ越ししたり不要になったりして家を売りたい人がいます。
その際に気になるのが、残っているローンのこと。
住宅ローンの残債を処理するためにも、売りたいという人は少なくありません。
今回は、住宅ローンが残っている家を売る方法や注意点について解説します。
住宅ローンが残っている家の売却方法
まず、ローンが残っているときは、残額がいくらなのか、残額を払うだけのお金があるのかという点に気を配らなければなりません。
ローンの残額は、金融機関から毎年送られてくる年末残高証明書で確認できます。
年末残高証明書が手元にない場合は、直接銀行へ行って借入金の残高証明書を要求しましょう。
次に、物件がいくらで売れるかを調べます。
複数社に売却査定を依頼し、見積もりを出すのがおすすめです。
売却査定は無料で対応している不動産会社がありますので、そちらに依頼をすることがおすすめです。
そして、家の売却価格で住宅ローンを完済できるかチェックします。
もし売却金でローンを完済できない場合は、手持ち資金で補填したり住み替えローンを利用したり任意売却を利用したりしなければいけません。
住み替えローンとは、買い替えの際に購入する物件の住宅ローンに返済しきれなかったローン残債を上乗せした形で借りるローンのことです。
また、任意売却とは、住宅ローンが返済できなくなったときに、金融機関から特別に合意を得て不動産を売る方法。
さまざまな方法があるので、最善の選択をしましょう。
住宅ローンが残っている家を売却するときの注意点
住宅ローンが残っているときの注意点としては、少しでも高く売ってくれる不動産会社を見つけることと費用を抑える控除制度を利用することが挙げられます。
不動産会社選びに失敗すると買主が見つからなかったり相場より低い価格で売られてしまったりします。
売却活動は営業担当者がおこなうので、きちんと見定めましょう。
家を売る際は、仲介手数料や印紙税、抵当権抹消費用など支払わなければいけない費用がいくつかあります。
かかる費用は家の売却額の5%ほどと考えておくとよいでしょう。
また、物件を売って得た利益に応じて税金を納めます。
ただし、控除制度を利用すれば出費を抑えられるので積極的に活用したいところ。
利益が出た場合の代表的な控除として「3,000万円特別控除」があります。
譲渡所得から3,000万円を差し引けるという特例です。
さらに、損失が出た場合には「損益通算」という売却損分の金額を他の所得と合算して減税できる特例があります。
控除制度は知っておいて損しません。
おすすめ|3000万円以下特集
まとめ
今回は、住宅ローンが残っている家を売る方法や注意点について解説しました。
家を高く売るためには不動産会社選びにこだわりましょう。
不動産会社一括査定サービスを使うと比較検討できるのでおすすめです。
後悔しない選択をしたいものです。
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