マイホームの購入を検討する際の条件は、人それぞれです。戸建かマンションか。。日当たりは。。立地は。。周辺環境は。。予算は。。家の間取りは。。学区は。。人それぞれの好みがあるので一概にどれが良くてどれが悪いか、どれが優先順位が高くて低いのかは正解はありません。
今回は「学区限定」でマイホーム探しすることのメリットデメリットについて考えたいと思います。
①今通っている学校を変えたくない。
「学校や近所にお友達がいるから子供の学区を変えたくない。」
「子供を転校させるのがかわいそうだ」
そんな理由でマイホーム探ししている方は多いですよね。
でもちょっと待ってください!!
小学生や中学生の勉学は、合計してもたかだか9年で終わります。
その後は高校・大学への進学、また就職で遠方にいってしまうこともあります。更には結婚して自分のマイホームを持つこともあるでしょう。その期間の方がずっと長いですよね。
先を見据えたマイホーム選びをしようとするなら、もし現在住んでいる場所が駅に遠くて不便な場所であれば、子供の学区を優先して物件を選ぶことにメリットはあるでしょうか?
ただ、子供は学校がどこに移ろうとすぐに友達が出来る。親が心配しなくてもなんて言われたりもしますが、お子さんそれぞれの性格を考えてあげてくださいね。
私は小学校の頃に転校を経験しています。特に引っ込み思案ではなかったです。多少人見知りですが。。。今でも引っ越ししていなければまた違ったのかななんて考えたりします。
逆に学校を変えた事で親友が見つかるかもしれませんし、こっちの学校とあっちの学校で両方友達ができてハッピーになるかもしれません。
結局何が言いたいかというと、たった9年間(中学校を私立とすると6年間)の事で学区限定にした場合、マイホーム購入の可能性を狭めてしまってもいいのかということです。
②人気学区へ転居したい。
公立の小学校は、教育の方針や進学率など、各学校の評判はさまざまです。就学前の子どもがいるご家族にとって、評判の良い小学校に通わせたいと思うのは当然の親心です。また人気学区エリアは、住宅地として土地や戸建、マンションなどの不動産のニーズが高くなるので、資産価値(地価)が高く、将来的にも「家の価値」が下がりにくいといわれています。逆にその人気から価値が上がっているエリアも多数あります。
なので、子どもにとってより良い教育環境を求めて、小学校入学前に人気学区に移住するご家族も少なくありません。
小学校就学前に人気学区へ引っ越すファミリーを、「公立小移民」と呼んだりするそうですよ。
人気がある小学校の特徴としては、私立中学への進学率が高かったり、近隣に教育施設が多い「文教地区」エリア内にあったりします。
人気学区エリアは、子育て世代に人気があるため、若い子育てファミリー層が多いため、落ち着きがあって暮らしやすい町が多い傾向にあります。また、エリアに活気があり、子育てに必要な施設や、有名学習塾なども揃っています。交通アクセスが良いことも多いです。
ですので、他のエリアより購入時に掛かる費用も高くなってしまいますので、ファイナンシャルプランナーなどに相談して、無理のないライフプランを立てて、家の予算を決めてから学区選びをすることをお勧めいたします。
また、小学校区で選ぶと範囲も狭くなってしまいがちですので、中学校区まで広げたり、複数の学区をリストアップするようにしましょう。
また、通勤などを考えてもわざわざ会社から遠い、不便な立地を選ぶのはどうでしょう?リモートワークの普及した現在では特に不便もなさそうに感じますが、何か緊急事態が発生した場合近場に住んでる人の方が重用されますよね? さて、貴方の家ではどちらを選びますか?
売却査定も承っておりますので、お気軽に
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