売却したい不動産は買い手を見つける事が最優先ですが、売買契約を結べたら終わりではありません。
不動産を売却した後も、引き渡しや税金の手続きなどやる事がいろいろあります。
今回は、不動産を売却したい方に向けて売却後、主にやるべき事や注意点を説明します。
不動産の売却を検討している方は参考にしてみてください。
家の売却後にやることとは?手続きを知らないとトラブルに発展することも
引き渡し日に余裕を持たせておく
不動産が売却されたらすぐに家を引き渡す必要があります。
しかし、新しい住居への引っ越し日程が少し先になるなど、引き渡しが遅れる場合もあると思います。
その場合は売買契約書に「引渡し猶予」という特約を設けておきましょう。
引越し猶予を付ければ、引き渡し日を売買後の決められた日にできます。
引き渡し日は多くの場合、売買契約日から数日~1週間後になります。
引き渡し日に間に合うように荷物の移動や引っ越し先を決めておきましょう。
売却した物件の鍵の引き渡しは売買契約日に行われるのが通常です。
ただし、鍵の受け渡し日についても特約を設定し、不動産の引き渡し日と同じ日にできます。
引き渡しを遅らせたい場合は、鍵の受け渡しのタイミングにも注意しましょう。
売却後に税金の申請をする
不動産を売却する際に気になるのが税金の申請です。
引き渡しが完了したら税金の申請を行いましょう。
不動産を売却して利益が出たら譲渡所得税がかかり、損失が出た場合は譲渡損失の繰り越し控除を利用します。
譲渡所得税は不動産を所有していた年数に応じて税率が変わります。
ただし自宅として利用していた不動産なら3,000万円まで控除の対象ですので、確認しましょう。
譲渡損失の場合は、損失した額を住民税や所得税と相殺できます。
売却した年にすべて相殺できなくても、翌3年まで繰り越して相殺できます。
家の売却後にやることの注意点!事前にしっかり確認しておこう
売却後の手続きにおける注意点を説明します。
一つ目は引き渡し日に遅れないようにする事です。
売却後は新しい所有者と不動産をチェックしたり、土地家屋調査士に測定してもらったりなど意外とやる事がたくさんあります。
引き渡し日が遅れるとトラブルにつながる場合もあるので、荷物の移動なども含めて早めに対処しておきましょう。
二つ目は、不動産に関する税金の未納分を支払っておくことです。
固定資産税の未納分があると物件を差し押さえられる場合があります。
税金や管理費などはきちんと払っておくか、分割などの対応をしておきましょう。
まとめ
不動産を売却した後にやることと注意点を紹介しました。
売却したからといって安心してのんびり過ごしていると、引き渡し日に遅れるなど思わぬトラブルを招いてしまいます。
不動産の売却を検討している方は、売却後の手続きややるべきことを知っておき、作業がスムーズに進むようにしましょう。
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