戸建てなどの不動産を購入するにあたり、多くの方が住宅ローンを利用されます。
では、その住宅ローンにも種類があり、自宅に担保が設定されない無担保住宅ローンがというものがあることをご存知でしょうか。
今回は、そもそも無担保住宅ローンとはなにかというところから、メリットやデメリットまで、さまざまな角度からご紹介いたします。
不動産購入の際の無担保住宅ローンとはなにか?どんな人におすすめか?
まず、無担保住宅ローンとはなにか、ということからご紹介いたします。
基本的に、住宅ローンというと、購入する自宅を担保として抵当権が設定されるローンをイメージするでしょう。
しかし、この無担保住宅ローンは、担保の設定が不要です。
そのため、支払いが滞っても、強制的に自宅が差し押さえになることはありません。
では、どんな人におすすめかというと、別荘などのセカンドハウスを購入される人・物件が古く一般の住宅ローンが利用できない人・リフォームや解体資金を調達したい人などが挙げられます。
ほかにも、抵当権を設定したくない事情がある人や、住宅ローンの借り換えを希望されている人にも、有効的に利用できるローンです。
このように、資金用途が幅広く認められることが特徴ですが、借入の上限は一部金融機関を除き1,000万円が多く、返済期間も20~25年と短めです。
また、金利についても変動金利が中心で、繰上返済手数料がかかる場合も多々あります。
無担保住宅ローンを利用する不動産購入のメリットとデメリット
それでは、無担保住宅ローンを利用することによるメリットとデメリットをそれぞれご紹介いたします。
まず、メリットとしては、融資までにかかる審査期間が短いことが挙げられます。
これは、担保とする不動産の審査が不要で、借主の職歴・年収など属性のみの審査となるためです。
また、抵当権の設定がないことでさまざまな費用が抑えられたり、保証料や融資事務手数料が不要なケースも多く、諸経費が安くなるというメリットもあります。
反対に、デメリットとしては、金利が高くなる可能性があるということです。
担保がない分、借入する人の信用のみでの融資となり、金融機関からするとリスクが高くなることが原因です。
それ以外にも、一般の住宅ローンにはない金利の上乗せや、基準金利より低くなる優遇金利の幅が小さかったりするケースもあります。
このように、前述の特徴と合わせて、メリットとデメリットがはっきりしているので、少しでも心配な点がある場合は、事前にしっかりとファイナンシャルプランナーなどに相談をしておきましょう。
まとめ
セカンドハウスなどの不動産を購入する場合や、借入中の住宅ローンの借り換えなどにも利用できるのが、無担保住宅ローンです。
そのほかにも資金用途は幅広く認められますが、上限額が少ない、済期期間が短い、金利が高いなど、気をつけるべき点も多くあるので、希望に添った利用ができるかどうか、事前の確認が大切になります。
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