マンションから今より広い家に引っ越そうかなと考えたとき、戸建てを検討されている方も多いはず。
ただそこで気になってくるのがランニングコストの上昇です。
電気代もそのひとつ。
とくに冬場は年間を通しても高くなりがちで、月によっては倍近い金額の請求書が来てしまい、驚く可能性もあります。
戸建てでの冬の電気代が高い原因
広さを求めてマンションから戸建てに引っ越すと部屋数が増え、それぞれの部屋面積も大きくなるため、当然電気代が高くなることが予想されます。
冬に電気代が高くなると、まず思い浮かべるのが暖房。
エアコン・こたつ・ストーブ・電気カーペットと、一日中フル稼働してしまうことも珍しくありません。
実はエアコンの消費電力量、一般的に冷房より暖房のほうが高くなります。
なぜならエアコンの消費する電力は外気温と設定温度の誤差が関係するため。
愛知県における2019年の平均気温(日平均)は、8月で28.9℃、12月で8.8℃なので、普段家庭で設定している温度と比較すると、冬のほうが大きな誤差になりがちなことがわかります。
さらに戸建てはマンションと比較して気密性が低くなるので、エアコンの効率にも影響してくるのです。
暖房だけではありません。
エアコンに次いで電気代の割合を占める傾向にあるのが照明ですが、冬は日照時間が短いため、電力需要の高い時間帯に照明の使用率が高くなってしまいます。
戸建てにおける高い冬の電気代への対策
まずはエアコンの設定温度を下げ、外気温との誤差を可能な限り減らしましょう。
環境省は20℃を推奨しています。
風量の設定を自動運転に切り替えるのも有効。
部屋を設定温度に近づけるためにエアコンは電力を消費するので、自動運転であれば設定温度になったところで送風に切り替わります。
結果的に弱風で同じ時間つけているより、節約につながる場合が多いのです。
部屋の断熱をしっかりおこなうことも設定温度の維持に効果を発揮します。
エアコンは一気に部屋を暖めるため、手っ取り早く楽な手段ですが、自分がいる範囲だけでいいのであれば、こたつやストーブ、厚着などを併用して、エアコンを休ませる時間を作るよう工夫してみましょう。
照明に関しては、思い切ってLEDに変えてしまうのもひとつの手。
発光効率が良く、電気代の軽減になります。
最初は交換にコストがかかりますが、長い目で見れば節約につながるでしょう。
まとめ
戸建てに引っ越す際は一般的に電気代が高くなりがちです。
しかし他のランニングコストも増す分、可能な限りはおさえたいところ。
電力会社を変更や契約プランの見直しも検討に入れつつ、冬のマイホーム生活を乗り切りましょう。
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