マイホームの購入を検討されている方のほとんどは住宅ローンを組むことになります。
でも住宅ローンをどこで組めばいいのか、頭金はいくら出せばいいのか自分は素人だからわからない。。
ネットで検索してみようと数多くの住宅ローンに関してのブログ記事を見てここにたどり着いていただけたかもしれません。
そこで今回は住宅ローンに関する疑問について住宅ローンアドバイザーの視点からお伝えできればと思っています。
本日は第5弾です。
■5.ボーナス返済有り無し?■
ご相談者様E:毎月の返済だけだと負担が大きいのでボーナス払いを併用して毎月の返済額を減らしたり返済期間を短くしたいと思っています。
回答:マックスバリュで住まい相談エムワイホームではボーナス併用返済は基本的にお勧めいていません。E様のように毎月の返済を減らしたいからという方であればなおさらです。
ボーナス併用払いでは、借入額を毎月払いの分とボーナス時払い(借入額の50%未満まで)の分とに分け、それぞれの返済額を決定します。ボーナス併用払いを利用すると、ボーナス時にまとまった額を支払うことになるので、毎月の支払い額は少なくて済みますが、ボーナス時には「毎月払い+ボーナス時払い」の返済額の両方を支払うことになります。
例えば、4000万円のローンを35年返済、変動金利0.5%の場合ボーナス返済なしの場合月々約10.4万円となりますが、その40%(1600万円)をボーナス返済とすると月々は約6.2万円ボーナス月は約31.2万円の返済になります。
これなら月々も家賃並みだしボーナスも出るから何とかやっていけそうだというのが不動産屋や建築会社の狙いなんです。
ボーナス払いをしないと返済が苦しい状況というのは、好ましくありません。
今回のコロナや過去のリーマンショック、バブル崩壊などのような問題は大なり小なりこれからもやってきます。
そうすると、残業が減ったり、ボーナスが減ったり無くなったり、転職して給料が減ったりすると生活がショートしてしまう可能性が高くなってしまいます。
銀行から借りられる額はボーナスも入れての審査になりますが、ボーナスを省いた金額で払っていける額が適正な借りてもよい額と考えてください。
住宅ローンが破綻して競売にかけられた件数は2020年で、マンションと戸建て合わせて年間1.8万件以上あります。それ以外でも任意売却をした方も多くおられます。住宅ローン破綻は決して他人事ではないのです。
住まいの事だけでなく、日々の生活、育児、教育、趣味、更には病気や大きな怪我をしたときの治療、老後資金の事も考えて資金計画を立てましょう。
マックスバリュで住まい相談エムワイホームでは住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーが在籍しております。
また、提携しているファイナンシャルプランナーもあり、初回無料にて第3者の意見を聞くことができます。
この機会にぜひともマックスバリュで住まい相談エムワイホームにご相談ください。