ウッドショックが住宅購入者に与える影響
①木造住宅の価格高騰
②中小の住宅メーカーは特に影響がある
ウッドショックはいつまで続く
ウッドショックは終わった?
表を見てわかるように材木先物価格のピークは5月7日の1,670ドルです。7月28日時点の材木先物価格は608ドルと5月7日比べて60%以上も暴落しています。ただしあくまで昨年11月との比較であって、過去の300ドルの時と比べて水準そのものはまだ高い位置にはあります。
その理由として、木材等の高騰を受けて、消費者の住宅購入・建築・リフォームなどを控え始めたこと、ワクチンの接種の拡大や新しい生活様式の浸透でコロナ禍の収束が見え始めたため、これから経済活動が本格的に再開し、旅行、飲食など従来の消費にお金が回るようになったからと言われています。
ただ、日本に影響が出るまではタイムラグもありますので、今年の冬か来年春先までには、徐々に納期の遅れが少なくなり、その後にゆっくりと価格も適正価格へと戻っていくと予想しています。
ただ、過去の材木先物300ドルの水準は安すぎたとも言われているため、木材の適正価格は見直され、ウッドショック前の水準より少し高きなり400ドルから500ドルくらいで落ち着くことになるかもしれません。
過去にも住宅業界では大震災による工場の被災や昨年の新型コロナによる輸入品の遅れといった問題がありましたが、多くは関係者の様々な努力により落ち着きを取り戻していきました。
今回のウッドショックも原因が明確なので、同じように対策を考え沈静化していく事が予想されます。
住宅を買い控える?
ウッドショックのこの不安定な時期に無理に家を建てるメリットはありません。材料不足で完成時期の確約もできませんし、完成を急ぐと契約段階と異なる材木等を使用しなければならない可能性も出てきます。
いつまでに新居に引っ越したいというように時期が決まっているかた以外は少し様子を見てみるというのもいいと思います。
若しくは影響のなるべく少ない大手の建売住宅を検討することをお勧めします。
ウッドショックを利用した営業に注意!
ウッドショックを理由に契約を急かしたり、価格を吊り上げる営業にはご注意ください。
マックスバリュで住まい相談エムワイホームは多数の住宅メーカーと提携しており、お客様にとってメリットになるような住宅メーカーをご提案させていただいております。また、お客様には注文住宅が良いのか建売住宅が良いのか、はたまたマンションや中古住宅が良いのか、十分に聞き取りさせていただいたうえでご提案させていただいております。
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